2022年4月 今月の一言
今年に入り、4ヶ月が過ぎ去ろうとしている。
北京オリンピック・パラリンピックでは日本のアスリートからも沢山の感動をもらい、白銀に舞う十代の若い選手の挑戦の姿には胸を熱くさせて頂いた。
2月24日、とうとうロシアによるウクライナ侵攻が始まり、力による原状変更という最悪のシナリオが展開され、いまなお多くの人たちが苦しんでいる。
まだ、この世界に沢山の感動や美しい場面がある事を知らず、感じることもできずに、不意に奪われた子供たちの事を想うと、表現しきれない悲しみが心を覆う。
毎日メディアで放送される悲惨で過酷な状況が、実際に同じ地球上で同じ時刻に起きている。かの指導者の残虐性には平時には饒舌な政治や宗教、哲学の類も及ばず、私自身も含めて、ただ時の移り変わりを横目に見る事しかできない。この現実に愕然としつつ、ただ日常を過ごすことしかできない。
今、歴史上、人類全体が岐路に立たされている。だからこそ強く平和を願いたい。
総務部 岡本